上手下手
自分では図抜けてゲームが上手い訳では無いが、まあどっちかと言えば上手い方かとかなり高をくくっていたのだが、最近スプラ3が出て遊んでみたところ言うほど上手くは無く、良くて中の下ぐらいなのだなと考え直した。
スプラは3がまるっきり初めてで、そもそもこうしたFPSに類するゲームも初めてだったのだが、それでも上達の兆しが一切見られずアクションゲーム、FPSゲームがそこまで上手くないとなるとゲームそのものもそこまで上手くは無いという事である。
下手か否かで言えば否側だろうけども、上手いかそうでないかで言えばそうでない側の人間だった訳だ。
ここでゲームが思ったより上手くないという事は、それまで、あるいはこれからのゲームに対する姿勢を改める必要がある。
僕は基本的に自己完結タイプの人間で、他人に迷惑は掛けたくない。掛けられるのは好ましくは無いが、まあしょうがないと割り切る事が出来る。しかし掛けていると自覚すると申し訳なさで非常にパフォーマンスが低下する。
あまり分析した事は無いが、他人に迷惑を掛けている事を自覚する事で、行動一つ一つに自信が持てず、中途半端な行動や、判断に一手遅れが生じてしまう事が原因だと思う。
自分の行為が本当に正しいのか、今行おうとしているこの行動にメリットがあるのか、そうした事を一つ以上多く判断をかませてしまい、結果としてパフォーマンスが落ちるのだと思う。
じっくりを考える時間があれば問題無いと思う。またその行為によってリスクを負うのが自分のみであっても問題ない。
しかしゲームで、チームでとなると自分のミスがチームのリスクになってしまう。それは例えば対戦であれば負けに直結する。
最初から間違いをしない人間はいないだろうから、続けていけば上達してそのミスを無くす事が出来るだろうけども、その間に行う迷惑を掛ける事がプレッシャーになる。
また下手くそであるという事はそれだけでも効率が悪い。上達する為に上手い人の何倍も練習しなくてはいけない。
時間とプレッシャーの兼ね合いで、たぶんこうしたゲームは今後遊ぶことは無いだろう。
特に悲観している訳では無く、自分の事が分かったのはある意味では僥倖だった。新しい事をするのは幾つになっても得難い経験がある。